
バイクの2台持ちをすると用途や気分に合わせて乗り分けでき、バイクに乗る楽しみが増えますよね。新しく買ったバイクの任意保険は別途契約が必要なのでしょうか?また、2台とも必要な場合、何か割引はあるのでしょうか?保険料を安くする方法などを解説していきます。
記事の要約
- 2台目のバイクも任意保険の契約が必要。
- 2台以上契約する際には複数台割引、ノンフリート多数割引、セカンドカー割引、ファミリーバイク特約などを活用するとよい。
- 割引のほかにも、補償内容の見直しや保険会社の比較によって保険料を抑えられる可能性がある。
目次
バイク保険は2台とも契約が必要!
バイクの保険はバイク1台につき1つの契約となっています。1台目の契約を2台目に適用することはできないため、2台とも保険を契約する必要があります。
2台分の任意保険に加入すると保険料もその分増えるため、「どちらかは自賠責保険だけでもいいか」と考える人もいるかもしれません。自賠責保険では上限付きの対人賠償しか補償されないため、事故の賠償金が高額になった場合に支払いきれない恐れがあります。万が一の事故に備えるためにも任意保険の未加入はおすすめできません。
バイク保険の割引や特約は?

せっかく2台目のバイクも任意保険に入るのなら、少しでもお得に契約したいですよね。ここでは、複数台のバイク保険に入る時に使える割引制度や特約を紹介します。
複数台割引
同じ保険会社で複数台のバイク保険を契約すると、保険料の割引を受けられたりギフトカードがもらえたりする場合があります。条件や割引額などは保険会社によって異なるため、比べてみるとよいでしょう。中にはバイク2台ではなく、自動車+バイクという組み合わせでも割引やキャンペーンが適用となる保険会社もあります。
ノンフリート多数割引
一部の保険会社では、複数台の車やバイクを1保険証券にまとめて契約することで保険料の割引を受けることができます。割引率は2台で3%、3~5台で4%など台数によって異なります。
自分だけでなく配偶者や同居親族の車やバイクの契約も対象になるので、家族で同じ保険会社にまとめることもできます。まとめることで保険料の支払いや更新手続きを一括でできる等のメリットもありますが、保険始期日を合わせる必要があります。既に別々のタイミングで保険に加入していた場合は途中解約をして新たに入り直すことになるため、等級の進みが遅くなる点に注意しましょう。
セカンドカー割引

既にバイクを持っていて、新たに2台目のバイクを購入する場合はセカンドカー割引を活用できます。任意保険に新規加入する時は通常6等級からのスタートですが、セカンドカー割引を使うと7等級からスタートできるのです。1台目のバイクの等級が11等級以上などの条件があるものの、セカンドカー割引が適用されれば通常よりも高い割引率の等級で契約することができます。
なお、バイクと自動車の間でセカンドカー割引の適用を受けることはできません。自動車が20等級、1台目のバイクが9等級という場合、2台目のバイクを購入しても1台目のバイクが9等級なのでセカンドカー割引が適用されないため注意しましょう。
-
-
2台目以降のバイクはセカンドカー割引で安くなる!
成人した子供がバイクを運転するようになった、用途に分けてもう一台バイクが必要になったなど様々な理由で2台目のバイクを購入することがあると思います。2台目以降のバ ...続きを見る
ファミリーバイク特約

125cc以下の原付バイクを追加する場合はファミリーバイク特約も検討してみましょう。家族の車が自動車保険に加入していれば、ファミリーバイク特約を付けることで相手への賠償や自分のケガが補償されます。
一般的にファミリーバイク特約の方が保険料は抑えられており、1~3年など短期間だけ乗る場合は任意保険に加入するよりも節約できることが多いです。
ファミリーバイク特約のメリット
●年齢の影響を受けない
ファミリーバイク特約では運転者の年齢で保険料が変わりません。20代以下の若い世代にはお手頃な料金で利用しやすいと言えるでしょう。
●保険を使っても等級が下がらない
原付で事故を起こした時に保険を使用しても、契約元の自動車保険の等級は下がりません。そのため、翌年度の保険料にも影響がない仕組みとなっています。
●何台でも補償される
補償台数に制限がないため2台目、3台目など複数台の原付バイクでも対象となります。また、主な運転者の配偶者や、同居の家族、別居の結婚していない子どものバイクも補償されます。
注意点
●125㏄超のバイクは補償対象外
原付バイク以外は対象外となります。2台目のバイクが125㏄超の場合、ファミリーバイク特約で補償を受けることができないので、任意保険に加入しましょう。
●等級が適用されない
任意保険では無事故で1年過ごせば等級が1上がり、等級が上がるほど保険料は安くなります。しかし、ファミリーバイク特約には等級がないため、長年無事故で乗っていても等級は上がらず保険料は安くなりません。
●補償範囲が限られる
ファミリーバイク特約には車両保険や搭乗者傷害保険はありません。そのため、バイク保険と比べて事故の際に受けられる補償が限られてきます。
●ロードサービスが使えない
ファミリーバイク特約では基本的に自動車保険のロードサービスは使えません。自費でJAFなどのロードサービスを利用することもできますが、遠距離のレッカー移動などでは一回20万を超えてしまうこともあります。事故時の移動や宿泊費用も全て自己負担になるため、ツーリング先でのトラブルに備えたい場合は任意保険を検討しましょう。
-
-
ファミリーバイク特約の保険料は?バイク保険と徹底比較!
原付バイクの保険料を節約するなら、自動車保険のオプションで付帯できるファミリーバイク特約が便利です。バイク保険の保険料よりどのくらい安くなるのでしょうか?ファミ ...続きを見る
保険料を安くするには?

複数台バイクを持っている場合、それぞれバイク保険に加入すると保険料の負担も大きくなります。そこでバイク保険料を安くする方法を紹介します。
補償内容を見直す
2台目のバイク保険を契約するとき、1台目と同じように特約などを契約すると補償範囲が重複して保険料の無駄払いになってしまう可能性があります。重複が起こりやすい補償内容を確認しておきましょう。
- 弁護士費用特約
- 個人賠償責任特約
- 人身傷害保険(一般タイプ)
弁護士費用特約や個人賠償責任特約(日常生活賠償特約)はバイク保険以外にも自動車保険や火災保険、クレジットカードに付帯されていることがあります。重複して契約していても保険金を二重に受け取れるわけではないため、補償が手厚いもののみを残すようにしましょう。
また、人身傷害保険には2種類の補償範囲があり、「一般タイプ」と「搭乗中タイプ」があります。2台以上のバイクで「一般タイプ」を契約すると歩行中の事故などの補償内容が重複してしまいます。そこで1台のみ一般タイプで契約し、2台目以降のバイクには搭乗中タイプを選びましょう。1台分の人身傷害保険で2台目以降の契約外のバイク搭乗中の事故や歩行中の事故をカバーできるので、余分な保険料を支払わずに済みます。

等級を引き継ぐ
2台目のバイクが家族から引き継いだバイクである場合や、家族がバイク保険を契約していて自身が新しくバイクを購入した際などは、等級の譲渡を行うことが可能です。高い等級を引き継ぐことで、新規で任意保険を契約するより保険料を安くすることができます。
なお、等級を引き継げるのは【配偶者、もしくは同居中の親族】のみとなります。そのため一人暮らし中の子供に等級を引き継ぐことはできません。また車両の単純交換でも等級の譲渡はできません。
-
-
バイク保険の等級って引継ぎ出来るの??
バイク保険の等級制度ってどうなってるの?バイク保険の等級って自動車保険の等級と同じように引き継げるの?等級引継ぎを行うとき、何を注意したらいいの?今回はそんなバ ...続きを見る
保険会社を比べる
バイク保険を同じ会社にまとめると割引や特典が受けられますが、大きな金額ではないため別々の会社で契約した方が安くなる可能性も十分にあります。
たとえばあまり乗らない方のバイクは走行距離によって保険料が変わる会社で契約する、ロングツーリングに使うバイクはロードサービスの手厚い会社にするなど、運転スタイルに合わせた契約も可能です。契約するバイクや補償内容によって安い保険会社は変わるため、それぞれのバイクで最安の保険会社を契約すれば、同じ保険会社にまとめて契約するよりも保険料が安くなります。
一社ずつ見積もりを取るのは手間がかかるため、一度に複数社の見積もりが取れる一括見積もりサービスを使うのが便利です。様々な保険会社を比べて自分に最適な保険を見つけてみましょう。
バイク保険は比較でもっと安くなる!
まとめ
2台目のバイクを持つ場合、1台目のバイクでバイク保険を契約していたとしても2台目の分のバイク保険の契約をする必要があります。その場合、2台分の保険料が必要でしかも1台は新規6等級からスタートとなるので保険料が高くなってしまいます。保険会社によっては2台とも同じ保険会社で契約することで割引などを受けられるところもありますが、割引前の保険料が高ければまとめない方が得ということもあり得ます。保険料を少しでも抑えられるよう、一括見積もりで効率よく比較検討し最適な保険会社を探しましょう!



