
今までバイクを楽しんできたけれど、結婚するとなかなかバイクに乗る時間が取れなかったり、パートナーに反対されたりすることがあるかもしれません。結婚後もバイクを乗り続けていくにはどうすればいいのでしょうか?
目次
結婚後はバイクをやめる?

バイクに限った話ではありませんが、結婚したら家族に趣味を反対されてしまったという経験をよく聞くのではないでしょうか。独身時代とは異なり、結婚するとパートナーとの共同生活となります。バイクに乗りたい!という気持ちを一方的に主張するのではなく、なぜバイクに乗るのをやめてほしいのか相手の理由を聞くことが大切です。ここでは、バイクをやめてほしいと言われる主な理由を紹介します。
事故のリスクがあるから
バイクをやめてほしい理由として、事故に遭った時にケガをしてしまうのが心配という点があるでしょう。ヘルメットやプロテクターを着用していても、事故による衝突や転倒で大きなケガや死亡に繋がってしまう恐れがあります。命に係わるケガにならなかったとしても、ケガの治療費が高額になることや後遺症で働けなくなることも考えられます。特に一家の家計を支えているという場合は、バイク事故で収入減となってしまうと経済的に大きく影響があるでしょう。
時間がないから
結婚すると自分一人で過ごす時間が持ちづらくなります。特に子どもが生まれると、育児や家事に手がかかりバイクに乗る時間が少なくなってしまった…という方もいるのではないでしょうか。気分転換にツーリングに行きたいと思っても、その分家族と過ごす時間が減ってしまうため出かけづらい気持ちもありますよね。長距離や宿泊を伴う場合はなおさらです。
また、仕事が忙しくなったり残業が増えたりすると疲れが溜まって体力を回復させる方が優先になり、バイクに乗る時間が少なくなることもあるでしょう。
お金がかかるから
新たにバイクを購入する時はもちろん、バイクを維持するためにも税金やガソリン代、保険料などのお金がかかります。経済的にバイクを維持するのが難しくなったためやむなく手放すというケースも少なくないようです。
結婚すると挙式の費用や住宅の購入などまとまったお金が必要になる機会が多くなります。さらに子どもが生まれると将来の教育費に向けて計画的に貯金をする家庭が多くなります。通勤などでバイクは使わず趣味でバイクに乗っているという場合は、家計の節約を考えた時に見直しの優先順位が高くなるといえるでしょう。独身時代のように稼いだ分だけ好きにお金をつかえる訳ではないため、お小遣いの範囲などでやりくりしていく必要があります。
バイクを諦める前に
リターンライダーという言葉があるように、結婚等をきっかけにバイクを手放した後、時間が経ってからバイク乗りに復帰する人もいます。しかし、中高年になると若い頃に比べて体力や反射神経、バランス感覚はどうしても衰えてしまいます。子どもが独立して自由にバイクに乗れるようになっても、思い通りの走りができなくなる可能性もあるのです。
バイクに乗りたい気持ちがあるのなら、パートナーや家族の理解を得られるような方法を探していきましょう。
結婚後もバイクに乗り続けるためには?

バイクに乗ることを反対されると、自分の趣味を否定されたような気持ちになってしまいますよね。特にバイクに乗らないパートナーの場合、中々バイク乗りの気持ちは分かってもらえないことも多いです。
バイクに乗るのをやめてほしいと言われて感情的に反論したり不機嫌になったりするのは言語道断です。家族を心配しているから出る言葉だからこそ、パートナーの不安に寄り添いながら前向きに解決策を提案し理解を得ていくことが大切です。
安全対策を取る
バイクに乗る時に安全運転をするのは大前提ですが、どんなに注意していても事故に巻き込まれる可能性はあります。ケガを最小限に抑えるためにヘルメットやプロテクターを装着する、バイク用の強度が高いグローブやシューズを身に着けるなど安全装備で対策しましょう。より安全性を高めるならバイク用のエアバッグを着用しておくと安心です。
長距離の運転になるほど疲労がたまって事故のリスクが高まり、帰りが遅いと家族も心配になってしまいます。行き先や帰りの時間は必ず知らせてから出かけ、近場ですぐに帰ってこられる場所をツーリング先に選ぶようにしましょう。
家族との時間を作る
1人でバイクで出かける時はどうしてもパートナーに家事や育児を任せきりになってしまうため負担が大きくなってしまいます。夫婦でお互いに趣味の時間を取って息抜きをすることも大切ですので、ツーリングの時間を作ってもらったら今度は自分が家族との時間を作り、パートナーにリフレッシュしてもらうことも大切です。
また、家族が寝ている早朝や深夜に短時間だけ乗る、整備の時間に充てるというのも一つの方法です。少し早起きをして交通量が少ない時間に自分のペースで走るのも良いものですよ。
バイクの維持費を節約する
経済的な事情でバイクを手放そうと考えている場合は、バイクにかかる費用を節約してみましょう。特に250ccを超えると車検が必要になり、排気量が多くなるほどガソリン代やメンテナンス代の維持費が増える傾向にあります。大型バイクや複数台バイクを所持している場合は250cc以下のバイクに乗り換える・台数を減らす・乗る時だけレンタルバイクを借りることを検討してみましょう。愛車を手放すことは寂しいですが、長くバイクに乗り続けるためにはライフスタイルに合わせてバイクとのかかわり方を考えた方がよいかもしれません。
また、バイクにかかる維持費として大きいのが任意保険料です。任意保険は加入しなくても罰則はありませんが、維持費を節約するために加入しないのはおすすめしません。なぜなら、万が一事故で自分がケガをした場合や、物損事故を起こした場合は自腹で支払わなければならないからです。もしケガをしてしまったら家族に心配をかけるだけでなく、金銭面でも負担をかけることになってしまいます。安心してバイクに乗るためにも任意保険へ加入したほうがいいでしょう。
任意保険を節約するポイント

バイクの任意保険料は高く、人によっては年間3万円~5万円ほどかかることもあります。ガソリン代やメンテンナンス代とは違い、使うか分からない保険に高い保険料を払うのはもったいない気持ちがありますよね。他の人がどのくらいの保険料を払っているのか気になる場合は保険料の相場を確認してみましょう。
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任意保険の保険料は補償内容や年齢、事故歴などさまざまな要因で決まるため、一概にどの会社が安いと言い切ることはできません。そこでおすすめなのがバイク保険の見積もりを比べることです。一社ずつ見積もりをするのは大変ですが、一括見積もりなら一回の入力で複数社の見積もりを取ることができます。
特にネットで加入できるダイレクト型のバイク保険はインターネット割引等で保険料が安くなることが多いので節約にぴったりです。保険料が気になる方は、任意保険を比べて安い保険会社を探してみませんか?
安い保険会社が見つかるかも!
まとめ
バイクに限らず家庭を持つと中々趣味の時間を作りづらいものですが、その分1人でバイクに乗ると解放感を味わえるのではないでしょうか。リフレッシュすることで家族や仕事に対して余裕を持って関わるようになれますよね。
バイクを乗り続けていくには少なからずお金や時間がかかります。長く乗り続けていくには、家族の時間も大切にしたりバイクの維持費を節約したりして家族の理解を得ることが大切です。



