バイクで高速道路を走るときの注意点は?

投稿日:2022年9月5日 更新日:

高速道路をバイクで走行する際は、一般道との違いに注意する必要があります。安全に高速道路を走行できるよう、事前に様々な違いを把握しておきましょう。この記事では高速道路をバイクで走る際の注意点やマナーを紹介します。

バイクで高速道路を走る条件

車種は?

高速道路では、排気量125㏄のバイクが走行可能となります。原付や小型限定二輪などの排気量125㏄以下のバイクは走行することができません。免許の種類は「普通二輪免許」、いわゆる中型免許以上で走行が可能となります。125cc以下のバイクで高速道路に進入した場合は通行禁止違反が適用され違反点数2点、反則金6,000円(50cc以下は5,000円)が科せられます。

走行速度は?

高速道路でのバイクの法定速度は最高速度100km/h、最低速度は50km/hです。速度規制は、最高速度を超えることだけでなく最低速度を下回る速度で走ることも禁止されています。

沖縄自動車道では80km/hが制限速度となります。高速道路によって法定速度は変わるので、注意が必要です。

二人乗りは可能?

バイクでの高速道路は免許取得後すぐに乗ることができますが、それは一人乗りの場合だけです。高速道路で二人乗りをする際の条件を以下にて紹介します。

運転者の年齢が20歳以上

高速道路で二人乗りをするには、運転者の年齢が20歳以上である必要があります。ただし、同乗者に年齢制限はありません。違反した場合は運転者に対して大型自動二輪車等乗車方法違反が適用され、違反点数2点、反則金12,000円が科せられます。

二輪免許を取得してから3年を経過している

高速道路の二人乗りは、普通二輪免許もしくは大型二輪免許を取得してから通算3年以上経過していることが条件です。違反した場合は年齢制限違反と同じ大型自動二輪車等乗車方法違反が適用されます。

一部禁止区間も

これらの条件を満たしていても首都高速道路の一部ではバイクの二人乗りが禁止されている区間があり、その区間では二人乗りで通行することが禁止されています。ただし、側車付き自動二輪車(サイドカー)は通行可能です。

高速道路を走行する際の注意点

一般道との違いに注意

高速道路は一般道と異なり長時間高速で高い高架を走行することとなるため、疲労感や走行風に注意が必要です。直線の道をハンドル操作をあまりせず走っていると疲労感に気付きにくかったり、景色が変わらないため眠気も起きやすいため、定期的に休憩することをおすすめします。

高架の高速道路やトンネル出口などは強風にあおられやすくなっています。重量の軽い車両ほどあおられやすくなるため、最低速度を意識しながら車体を固定させ、左側を走行するようにしましょう。

車間距離に気を付ける

事故を未然に防ぐために周囲の車と適度に車間距離を取りましょう。前方車の急ブレーキなどでも安全に止まれる車間距離は、100kmの走行では100m、80km走行の場合は80mが目安です。車線を区切る白線は20m間隔で引かれているので、これを目安に車間距離を取ると便利です。

特にバスやトラックなどの大型車両に近づかないようにしましょう。大型車の後ろを走行していると前方が見えづらくなるため危険です。また、大型車の横で走行していると強烈な風圧を受けることがあります。

車体や服装の事前準備

高速道路を走行する前に、ガソリンやウインカー、タイヤの空気圧など車体の状態を事前に調べておきましょう。高速道路の走行中にガス欠やウインカー不良、タイヤのパンクが起こってもすぐには停止できず非常に危険です。また事前にETCを装着しておくとよりスムーズに走行できます。
服装に関しては、フルフェイスやジェットヘルメット、バイク用ジャケットはプロテクターが入っていて動きやすいものなどがおすすめです。

高速道路で事故に発展した場合

1.安全な場所へ移動

事故が発生した際はできるだけ車体を路肩に寄せ、三角停止板などの停止表示器材を設置の上ハザードランプを点灯させましょう。橋やトンネルなどで近くに安全な場所がない場合は、可能な限り広い所まで自走しましょう。

2.救援依頼をする

安全な場所に移動したら、携帯電話で警察と救急車を呼びましょう。携帯が破損している場合は、1kmおきに設置してある非常電話を使用できます。場所が特定できるように、路肩にあるキロポストの数字を伝えるとスムーズです。

3.保険会社に連絡

一通り落ち着いたら保険会社に連絡をしましょう。対人への被害であればまず自賠責保険の補償となりますが、自賠責の限度額を超える賠償の補償や、自分への被害やモノへの被害に関しての補償は任意保険に加入している必要があります。

バイクが破損していたり、怪我をして運転が難しい場合は、ロードサービス利用してバイクを運んでもらいましょう。任意保険に加入していれば基本的にはレッカー代も補償範囲内となりますが、加入していなければ自費となり、距離によっては20万を超えてしまうこともあるようです。

任意保険の選び方は?

バイク保険一括見積サービスなどを利用することで手間をかけず比較検討ができ、より希望の補償内容で保険料を抑えられる可能性があります。

まとめ

今回は高速道路をバイクで走る際の注意点やマナーを紹介しました。高速道路は一般道と違う点も多く、しっかりと条件やルールを把握しなければ事故の危険性があがってしまいます。また、万が一の事故に備えて、任意保険にも加入しておくことをオススメします。バイク保険一括見積サービスを利用すると、効率よく自分に合った任意保険を選ぶことが可能です。

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