バイクの一年点検とは?車検との違いも

投稿日:2022年8月23日 更新日:

バイクに乗るうえで忘れてはいけないのが、1年点検です。定期的なバイクの点検はライダーの安全を守るために欠かすことはできず、特に車検のない250cc以下のバイクや原付では必要性が高いといえます。この記事では、1年点検にかかる費用や車検との違い、点検費用の節約方法について解説します。

バイクの法定点検は義務?

バイクの1年点検をしなければならないことは何となく聞いたことはあるかもしれませんが、これは法律で施行されている義務となります。法律で決まっているため「法定点検」と呼ばれることもあります。車検がない250㏄以下のバイクでも点検の義務は同様です。

第四八条 自動車(小型特殊自動車を除く。以下この項、次条第一項及び第五十四条第四項において同じ。)の使用者は、次の各号に掲げる自動車について、それぞれ当該各号に掲げる期間ごとに、点検の時期及び自動車の種別、用途等に応じ国土交通省令で定める技術上の基準により自動車を点検しなければならない。

引用:道路運送車両法

車検との違いは?

 「車検」と「法定点検」の違いが曖昧になるケースがありますが、車検=基準に適合しているのかの「検査」 法定点検=故障やトラブルの発生を防ぐための「点検」 となっており、法定点検と車検は別物となっています。

車検・・・バイクが公道を走るための「保安基準」に適合しているかをチェックする制度で、2年に1度受けることが義務付けられています。車検の時には法定点検の結果を記入した「点検整備記録簿」が必要ですが、ユーザー車検の場合は、記録簿が無くても車検に通せます。ユーザー車検は、後日法定点検がされたかどうかのハガキが来るようになっています。

法定点検・・・バイクが故障やトラブルなく安全に走るために行わなくてはならない点検・整備の事で、12ヶ月点検、24ヶ月点検が義務付けられています。

エンジンとブレーキの例

  エンジン ブレーキ
車検

エンジンのかかり具合や異音の確認

ブレーキ力を確認

法定点検

オイルの汚れやバッテリーの液量などを点検 ブレーキディスクに摩耗や損傷がないかを点検

法定点検を忘れたらどうなる?

法律で決まっている点検ではあるのものの、法定点検をやらなかった時の罰則は特にありません。 罰則がないため定期点検を疎かにする方も一定数いるのは事実です。
しかし、法定点検をしてバイクの状態・コンディションをキープしておく事は、急な故障を防いだり安全にバイクに乗る上では非常に重要なことです。特に車検のない250cc以下のバイクや原付では点検のときでないと車体の危険な点を見落としてしまう可能性があります。法定点検は必ず定期的に行うようにしましょう。

メーカー保証があるバイクは「法定点検を(正規取扱店で)受けている事」 となっている事が条件となっていることが多いため、 何かしらの故障や不具合が出た時に、法定点検を受けていないばかりに手厚いメーカー保証が受けられないという事もあるので注意しましょう。

車検を忘れたらどうなる?

車検に関しては罰則があり、車検切れで公道を走行した場合も違反となり、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金に処され、前歴がない場合でも30日間の免許停止処分となります。だいたい自賠責保険も同時に切れているので、更に重い罰則になる事がほとんどです。
参考:道路運送車両法

バイクの法定点検とは

バイクの法定点検項目は、 12ヶ月点検で33項目、24ヶ月点検で52項目 の点検項目が定められています。(一部、走行距離が少ない場合は省略可)

ハンドル・フロントフォークのかじ取り装置
ブレーキ関連の制動装置
タイヤ・ホイールの走行装置
サスペンションの緩衝装置
クラッチ・チェーンなどの動力伝達装置
プラグやバッテリーなどの電気装置
エンジン・冷却水などの原動機
排ガス関連
マフラー・エキパイ
フレーム
その他
など、細かく点検項目が分類されています。

法定点検の費用はいくら?

法定点検を行う時には、どれくらいの料金が掛かるのでしょう。バイクの種類やショップなどによって差がありますが、12ヶ月点検の相場感は以下になります。少々高い印象を受ける方もいるかもしれませんが、普段自分では見ることができない箇所の点検を依頼できると思えば、決して高くはないでしょう。

~125㏄ ~250㏄ ~400㏄ 401cc~
8,000円~12,000円

12,000円~14,000円

15,000円~16,000円

16,000円~20,000円

24ヶ月点検に関しては、12ヶ月点検よりも項目が多い分費用が上がりますが、車検と同時に行い車検時の総額費用に含まれる業者やショップもあります。 車検を依頼する時には、法定点検(24ヶ月点検)を行ってくれるのかを確認しておきましょう。

法定点検費用を安くする方法は?

メンテナンスパックを活用

ディーラーや大手のチェーン店の場合には、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月などの定期点検費用がまとめてパックになっているサービスを提供していることがあります。初期費用は掛かりますが、定期点検や車検時などに費用がグッと抑えられるので、長期的にみると安く済む事も多いです。長い間そのショップと付き合う事が前提なので、信頼できるショップが見つかれば、メンテナンスパックがあるか確認してみても良いでしょう。

安いパーツを事前に探しておく

1年点検で費用がかさむ原因となるのが、消耗部品やパーツにかかる部品代です。交換箇所が増えるほど部品代と工賃が加算されていきます。その場合、あらかじめインターネットで安いパーツを購入しておくなどの方法があります。ただしバイクショップによっては、パーツの持ち込みを不可としている場合もあるため注意してください。

自分でできる部分を探す

上述した定期点検の費用は「基本料金」となっており、交換が必要な部品や消耗品があれば、その分の費用が追加で掛かります。そのため、少しでも費用を抑えるのであれば、オイル交換やプラグの交換、冷却水の交換など簡単なメンテナンスを自分で行うというのもひとつの方法です。

相見積もりを取得する

修理箇所が多く点検費用が高額になってしまう場合は、いくつかのバイクショップで見積もり依頼を出して料金比較をすることをおすすめします。

1年点検で任意保険の加入も確認をしておこう

バイクに乗車して一年経つと、ヒヤッとした場面や予想外のトラブルに遭遇した経験もあるのではないでしょうか。万が一のときのトラブルに備え、任意で加入できる「任意保険」にもしっかりと加入をした方が格段に安心です。
単独事故や対物事故の場合は任意保険に加入していないと基本的には全て自費で支払わなければなりません。この場合、一生を棒にふるう金額になる可能性も大いにあります。既に任意保険に加入している場合も、一年経って改めて必要な補償を感じられるかもしれません。バイクだけでなく、保険の内容も同時に見直すことをおすすめします。

任意保険の選び方は?

バイク保険一括見積サービスなどを利用することで手間をかけず比較検討ができ、より希望の補償内容で保険料を抑えられる可能性があります。

まとめ

バイクの定期点検は法律で義務付けられています。 やらなかったとしても罰則は無いもの、安全を守るためや故障防止のためにしっかり点検整備を行いましょう。それなりに費用は掛かりますが、事故を未然に防いだり故障の原因を早期に発見し快適にバイクに乗れるというメリットはコスト以上のものがあるはずです。また一年点検のときは、任意保険に加入しているか、加入している場合は補償内容は適切であるかなどを見直すいい機会です。バイク保険一括見積サービスなどを利用することで手間をかけず比較検討ができるので活用してみましょう。

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