バイクの免許を取得しよう!免許の種類から流れや費用も解説!

投稿日:2021年9月29日 更新日:

バイクでツーリングしている動画や映画/ドラマのワンシーンを見てバイクの運転に興味を持った方も多いのではないでしょうか?そんな中、初めてのバイクの免許獲得は費用面や流れ等の不安からなかなか一歩を踏み出せない方も多くいるはずです。今回はバイクの免許取得までの流れと費用をまとめて解説します。

バイクに乗れる免許はどの免許?

バイクに乗るためには二輪免許が必要です。

二輪免許には以下のように4つの種類があります。

  • 原付免許
  • 小型限定普通二輪免許(AT限定含む)
  • 普通二輪免許(AT限定含む)
  • 大型二輪免許(AT限定含む)

これらの免許の違いは乗ることのできるバイクの排気量の違いです。イメージしやすいように話すと、大は小を兼ねます。大型二輪免許を持っていればどのサイズのバイクでも運転できるというわけです。

50㏄以下 50㏄超125㏄以下 125㏄超400㏄以下 400㏄超
原付免許 × × ×
小型限定普通二輪免許 × ×
普通二輪免許 ×
大型二輪免許

加えてバイクにも自動車同様AT車とMT車があります。AT限定の場合、MT車には乗ることができません。乗りたいバイクがあり、その車がMT車の場合は間違えずに免許を取得してください。

また、50㏄以下の原付は小型特殊免許を除く自動車免許でも運転することが可能です。すでに自動車免許を取得しており、乗りたいバイクが原付のみの場合は新たに免許を取得せずとも原付を運転することが可能です。

それぞれのサイズのバイクでできること/できないこと

バイクはサイズによって運転ルールが異なります。

大きく分けると50㏄以下、125㏄以下、125㏄超で分けることができます。

50㏄以下 125㏄以下 125㏄超
二人乗り ×
二段階右折 義務 不要 不要
法定速度 30km/h 60km/h 60km/h
高速道路 × ×

二人乗りができる

免許を取得し1年以上経過するとバイクは2人乗りが許されるようになります。

しかし、50㏄以下の原付では二人乗りが許されていません。

※乗車定員1名のバイクも二人乗りはできません。

もし50㏄以下の原付で二人乗りをしてしまうと定員外乗車違反が適用され、反則点数1点と反則金6,000円の罰則が課せられます。

もし二人乗りを将来的にしたいのであれば50㏄超のバイクの免許を取得しましょう。

2段階右折

二人乗り以外にも50㏄以下の原付には車両通行帯が3本以上ある道路で右折時に2段階右折が必要というルールがあります。

2段階右折というのは道路交通法34条に示されるように車両通行帯が3本以上ある道路で右折する場合、道路の左端に沿って徐行しなければいけません。つまり直接右折はできず、AからB、BからCと2回に分けて直進し、右折しなければいけないというルールです。

もしも2段階右折が必要な道路で2段階右折をしなかった場合、右左折方法違反に問われ反則点数1点に罰則金3,000円の罰則を受けることになります。

※2段階右折禁止の交差点で2段階右折した場合も同様。

この2段階右折で怖いのは、さらに2段階右折をしないために信号無視に問われる場合です。同じ場面では重いほうの取り締まりが優先されます。そのため信号無視の罰則、反則点数2点に、6,000円の反則金を払うことになるわけです。

50㏄超であれば2段階右折が不要になるので2段階右折が煩わしく感じる人は、あらかじめ50㏄超のバイクに乗れる免許を取得しましょう。

出していいスピード

これもまた50㏄以下と50㏄超で分かれるのですが法定速度の違いです。

50㏄以下の場合は法定速度が30km/h、50㏄超の場合は法定速度が60km/hになります。

当然ですが原付が60km/hで走った場合は30km/hの速度超過となり反則点数6点で一発免停、さらに6ヶ月以下の懲役、または10万円以下の罰金が課せられます。

免許が停止ということは当然ですが、自動車免許で原付に乗り、速度超過した場合、自動車にも乗れなくなります。

30km/hですと、正直自転車と変わらないスピードで煩わしく感じる人もいると思います。早く移動したいのであれば50㏄超のバイクに乗れる免許を取得しましょう。

高速道路の制限

これは125㏄を基準に分かれます。

125㏄以下の場合高速道路には乗れません。もしも高速道路をバイクで走りたいのであれば125㏄超に乗れる免許、普通二輪免許、もしくは大型二輪免許を取得し125㏄超のバイクに乗りましょう。

ちなみにですが、高速道路に乗った場合、バイクの最高速度も自動車同様に100km/hになります。

バイク免許の受験資格

バイクの免許の受験資格は「年齢」「視力」「色別」「聴力」「運動能力」の5つの条件をクリアしていることです。簡単にまとめてみました。

バイク免許の種類 大型二輪免許以外の二輪免許 大型二輪免許
年齢 16歳~ 18歳~
視力 視力が両眼で0.7以上かつ、片目の視力が左右それぞれ0.3以上。片目の視力が0.3に満たない、もしくは片目が見えない場合、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること。眼鏡ありの場合眼鏡ありの免許になる。
色別 赤、青、黄が識別できる。
聴力 日常の会話を聴取できること、10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること(補聴器使用可)。
運動能力 自動車等の安全な運転に必要な認知、又はハンドルその他の装置を随意に操作できるなど、自動車の運転に支障を及ぼす身体障害がないこと。障害がある場合は、補助手段を講ずることにより支障がないこと。

ちなみにですが視力の基準が原付だけは違い、両眼で0.5以上、片眼が見えない場合は他眼の視力が0.5以上で視野が左右150度以上である必要があります。

AT限定の場合も同様の基準になります。

運動能力が不可とされるのはバイクに腰掛けられない場合、四肢のすべてを失ったもしくは四肢の用を全廃した場合、安全運転に支障が出ると判断されるほど認知能力や操作能力を欠いている場合です。自転車に乗れる人であれば基本的に問題ないでしょう。

バイク免許を取得するまでの流れ

バイク免許には二つの取得ルートがあります。

それは教習所に通い段階的に試験をパスして取得する方法と運転免許試験所で一発試験に合格し取得する方法です。

簡単に図解すると以下の表のようになります。

また原付免許だけは流れが別なので別途紹介します。

指定の教習所に入所して取得する場合

指定の教習所で免許を取得する場合は適性検査をクリアした後、免許の種類に応じて学科教習と技能教習を受け、卒業検定に合格する必要があります。学科教習は時間さえ合えば1日に何コマでも受けられますが、技能講習は第1段階で1日2コマ、第2段階で1日3コマ受けることが可能です。

また、自動車の免許を持っている場合など学科試験に合格している場合は学科教習、技能教習が短くなります。以下の表はあくまで免許なしの方の目安です。

免許の種類 学科教習 技能教習 総教習時間 最短講習期間
普通二輪免許(小型限定) 26コマ 12コマ 38時間 5日間
AT限定普通二輪免許(小型限定) 26コマ 9コマ 35時間 4日間
普通二輪車免許 26コマ 19コマ 45時間 9日間
AT限定普通二輪免許 26コマ 15コマ 41時間 7日間
大型二輪免許 26コマ 36コマ 62時間 15日間
AT限定大型二輪免許 26コマ 29コマ 55時間 12日間

ここに載せた最短教習期間で卒業を目指す場合は、合宿免許を利用しなければ難しいでしょう。理由は通学制の場合スムーズに技能教習を受けることが困難だからです。普通二輪免許(小型限定)であっても3週間程度、大型二輪免許であれば3ヵ月程度はかかると見越して、計画的に教習を受けていきましょう。

これらの教習を終えると卒業検定を受けることができます。卒業検定では教習で教わった技術が身についているかを確認されます。方式は減点方式で100点満点中30点超の減点を受けなければ合格となります。卒業検定で最も重要なことは卒研中止になるミスを避けることです。満点を取っても70点でも合格には変わらないので自分にできるペースで確実に試験をクリアすることをおすすめします。

卒業検定に合格したら、最後は免許センターです。免許センターでは視力検査と学科試験を受けます。

※すでに自動車免許を持っているなら免除。小型特殊や原付の場合は受ける必要あり。

視力検査と学科試験をクリアしたら無事免許取得です。

一発試験で免許を取得する場合

免許センターに行っていきなり免許を取得する方法です。

難易度が高いためおすすめしませんが2万円程度で免許を取得することが可能です。

まずは適性検査を受け、適性検査に合格したら学科試験、学科試験に合格したら技能試験のように進んでいきます。

無事技能試験に合格することができれば、取得時講習と応急救護講習合わせて6時間の講習を受けることで免許を受け取ることができるというわけです。

※すでに自動車免許を持っているなら学科試験、取得時講習と応急救護講習は免除されます。小型特殊や原付の場合は受ける必要あり。

ただし、こちらの方法をおすすめしません。技能試験が教習所の卒業検定に比べ段違いに厳しいため、かえって免許取得が遠のく可能性があるからです。基本的に今までバイクを運転したことがない人は受からないでしょう。原付に乗っていた人が普通二輪に、普通二輪に載っている人が大型二輪の免許を取得しようと考えているとき、バイクの運転技術や交通ルール知識に自信があるなら受けてみてもいいかもしれませんが、よほど自信がないならば教習所に行きましょう。

原付の免許取得

原付は初めから免許センターで取る必要があります。

受付をし、適性検査に合格し、学科試験に合格し、3時間の原付講習で「基本操作」「基本走行」「安全運転の知識」を学べば免許を取得できます。早ければ当日中に免許を取得することも可能です。

学科の内容も他の免許の学科に比べ内容は少なく、テスト自体も30分と短いです。合格率は55%程度と低いですが、通常の学科試験に比べればはるかに簡単です。勉強不足が失敗の理由なので参考書やスマホアプリなどを活用し、すべて正解できるようになってから受験しましょう。

免許取得にかかる諸費用

東京の教習所の料金を目安に免許にかかる費用のおおよその目安をお伝えします。教習所の料金は場所によって大きく変化するため、目安に比べ安い場合も高い場合もありますのでいろいろ比較してみてください。

教習所、通いの場合

免許の種類 費用
普通二輪免許(小型限定) 約15万円
普通二輪免許 約18万円
大型二輪免許 約28万円

ちなみにですがAT限定の場合、約1万円から2万円程安くなります。

また自動車免許を所持している場合、約4万円から5万円程安くなります。

これらの料金に加え免許センターで3,800円(受験料1,750円+免許証交付料2,050円)がかかります。こちらは受験に失敗するごとに追加で受験料1,750円が発生してしまうのでなるべく一発で合格しましょう。

教習所に合宿する場合

免許の種類 費用
普通二輪免許(小型限定) 約9万円
普通二輪免許 約10万円
大型二輪免許 約28万円

あくまで一例にすぎませんが、場所によっては本当に格安で免許を取得することが可能です。

また普通免許を所持している場合、さらに安くなる場合もあります。

他にも交通費支給など様々な特典がある場合や、グループ割りなどもあります。

まとまった日にちが確保できるのであればおすすめの取得方法です。

こちらの場合も卒研終了後、地元の免許センターで適性検査と学科試験のために3,800円が別途必要なので注意しましょう。

一発試験で免許を取得する場合

一発試験で免許を獲得する場合6,100円(受験料2,600円、試験車使用料1,450円、免許交付料2,050円)がかかります。また、受験のたびに受験料と試験車使用料が発生するので、失敗するたびに別途4,050円の支払いをしなければなりません。

また、試験に合格した後、別途取得時講習のため大型自動二輪であれば16,650円、普通自動二輪であれば16,200円がかかります。

最安で取得する場合、22,750円で免許を取得することが可能です。

とはいえ免許取得の難易度は非常に高く、求められる運転は模範走行のレベルですので初めてバイクに乗る人が受かることは当然ありません。一発受験の受験者の多くは免許失効者や取り消しを受けたバイク経験者であるにも限らず合格率が約5%程度の試験だからです。10回受けても安いと思う人もいるかもしれませんが拘束時間や難易度の高さから考えて教習所経由で免許を取得するほうが結果として安上がりです。

免許を手に入れたら

免許を手に入れたらバイクの運転ができるようになるわけですが、バイクに乗る前にしてほしいことがあります。それは保険に加入することです。

バイクの保険には2種類あります。「自賠責保険」と「任意保険」です。

まず「自賠責保険」ですが強制保険と呼ばれ加入してない状態で公道を運転することはできません。もし、自賠責保険に加入していない状態で公道を走れば違反点数6点による免許停止と1年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられます。事故を起こした場合は、さらに罪に応じて罰を受けることになりますので必ず加入してください。

「任意保険」はバイク保険と呼ばれるものです。自賠責保険では補償されないお金を補償する保険です。自賠責保険では交通事故にあった被害者側への対人賠償にしか補償がおりません。相手の物的損害、自分の物的損害と治療費は補償されないわけです。また、相手に対しての補償額も決まっているため、上限を超えた部分に関しては自前で補償しなければいけません。これらの補償を全てカバーしてくれるのが任意保険です。

また「任意保険」にはロードサービスとしてバイクが道路でトラブルを起こした際に手助けをしてくれるサービスがあります。初心者は特にトラブルで手間取ると思いますので、このロードサービスがあるのとないのでは全然違います。

ただし、任意保険は補償が手厚い分コストがかかってしまいます。このコストを少しでも安くするために一括見積もりサービスを利用してみてください。必要な任意保険を見つける手助けとなるはずです。下のバナーから利用できますのでぜひ使ってみてください。

  • この記事を書いた人

インズウェブ

「保険(Insurance)」とインターネット「ウェブ(Web)」の融合から、サイト名『インズウェブ(InsWeb)』が誕生しました。自動車保険の見積もりを中心として2000年からサービスを提供しています。現在の運営会社はSBIホールディングス株式会社となり、公正かつ中立的な立場で自動車保険のみならずバイク保険に関する様々なお役立ち情報も提供しています。

\バイク保険は比較で安くなる!/

Copyright© SBI Holdings Inc. All Rights Reserved.