納車日が近づいてきたけど任意保険の加入が完了してない、満期日を忘れて更新してないけどバイクに乗る必要がある…などなど。バイク保険への加入が急遽必要になった際、即日加入できる方法はあるのでしょうか。
目次
代理店型バイク保険なら即日加入も可能!
代理店型バイク保険は最短で申し込み当日から補償を開始できるため、即日加入が可能です。代理店は保険会社と委託契約を結んでいるため、契約書を書いて捺印し保険料の支払いを行えば契約できます。
今すぐ保険に加入する必要がある時は代理店で契約するとよいでしょう。事前に申し込み先の代理店へ必要な書類や情報を確認しておくとスムーズに契約を進められます。
どこで契約できる?
代理店型バイク保険は担当者と対面で手続きをおこなうため、店舗等へ出向く必要があります。どのような場所で契約できるのかを把握しておきましょう。
バイクショップ
バイクショップが代理店を担っている場合、そこで契約することができます。そのお店でのバイクの購入有無に関わらず保険に入ることができるので、まずは相談してみるとよいでしょう。バイクを購入したショップであれば、バイクの情報を知っているため話がスムーズに進みやすいです。
バイク用品店
バイクショップ以外でも、大型チェーンのバイク用品店などは保険代理店の機能を持っていることが多いです。よく行くお店で保険を扱っているのであればそこでお願いしてもよいでしょう。
保険代理店
近くにバイクショップ等がない場合は、保険代理店をネットで検索して探してみましょう。ショッピングモールなどに入っている保険代理店でもバイク保険を扱っていることがあります。
ダイレクト型は即日加入できない!
ダイレクト型バイク保険では即日加入はできず、最短でも申し込み完了の翌日から補償開始になります。代理店型とは違い、インターネットで申し込みができるため早く補償を受けられそうですが、事故を起こした後にバイク保険に加入して保険金を請求する等の不正を防ぐため即日加入はできないと考えられています。
代理店型は契約当日から補償を開始できることもありますが、人件費などの中間手数料がかかり保険料が割高になることが多いです。一般的にはダイレクト型の方が保険料を抑えられる傾向にあります。
「どうしても今日加入しなければならない!」ということでない限りは、できるだけいくつかの保険会社を比較し契約した方が、長い目で見ると保険料がお得になるかもしれません。バイク保険一括見積サービスなどを利用することで手間をかけず比較検討ができ、希望の補償内容でより保険料を抑えられる可能性があります。
一括見積もりで保険料を安くしよう!
加入を急ぐ時の注意点
様々な事情で加入を急いでいる場合でも、補償内容を十分に確認しないといざという時に補償されないこともあります。また、書類に不備がある場合や支払い方法によっては補償開始日が遅くなってしまうことがありますので、事前に注意したい点を解説します。
必要な書類を用意する
バイク保険の申し込みには運転免許証や保険証券(他社で契約中の場合のみ)が必要になります。他にも契約予定のバイクの排気量によって必要な書類は異なりますが、以下を参考にしてください。
バイクの排気量 | 必要書類 |
---|---|
125㏄以下 | 標識交付証明書、免許証、保険証券等 |
125㏄超~250㏄以下 | 軽自動車届出済書、免許証、保険証券等 |
250㏄超 | 車検証、免許証、保険証券等 |
書類が不足していると申し込みができないこともありますので、事前に用意しておくことをおすすめします。すぐに契約したい場合は、前もって代理店や保険会社に必要な書類を確認しておくとよいでしょう。
補償内容を確認する
加入前には自分が必要だと思っている補償が付いているかを確認することが大事です。
例えば、必要な特約が付いておらず万が一の時に補償が受けられなかったり、他に加入している自動車保険と補償が重複して保険料が高くなってしまったりすることが考えられます。契約を急ぐあまり、プランをよく確認しないで契約すると後々困る事態になる可能性がありますので、補償内容はきちんと確認しましょう。
保険料の支払方法
バイク保険の支払にはクレジットカードやコンビニ払い、銀行振込が利用できますが、支払い方法によって最短の保険開始日は変わってくるので注意しましょう。基本的にクレジットカードの方が早く保険を開始できます。コンビニ払いの場合は、保険会社によっては保険開始日の2日前までに支払うなど、他の方法と比べて時間が必要となることもあるようです。
バイク保険料は比較で安くなる!
バイク保険に1日保険はない!
自動車保険にはインターネットやコンビニを通じて、1日だけ即日加入できる1日自動車保険があります。しかし、バイク保険には1日自動車保険のような、必要な時だけ加入できる保険はありません。そのため、任意保険やそれ以外の方法で補償を受ける必要があります。
125㏄以下のバイクならファミリーバイク特約もあり
自分や家族が車を所有していて既に自動車保険に契約している場合は、自動車保険のファミリーバイク特約に契約するという選択もあります。ファミリーバイク特約は50cc以下の原付や51㏄~125㏄以下の原付二種で運転するバイクなら何台でも補償を受けることができます。
補償内容は加入タイプによって変わります。しかし、基本的にどの補償タイプでも、車両保険やロードサービスが付かないことがほとんどですので注意しましょう。
ファミリーバイク特約は即日加入できる?
家族がすでに自動車保険の契約がある場合、マイページや電話などで保険会社に連絡することで最短で即日ファミリーバイク特約を追加できる可能性があります。保険会社によっていつから適用になるかが異なるため、確認してみましょう。
-
-
ファミリーバイク特約って??バイク保険とどっちがお得?
バイク保険への加入を検討する際、ファミリーバイク特約という単語を耳にすることもあるかもしれません。このファミリーバイク特約とは何なのか、またバイク保険とはどんな ...続きを見る
バイク保険を切らさないためには
満期に気づかずバイク保険の契約期間が切れてしまった、納車日までにバイク保険の加入が間に合わなかったけれども今日バイクに乗らないといけないというような事態を避けたいですよね。どのようなことを普段から心掛けておけばよいのか、しっかり確認してみましょう。
保険の契約期間を把握しておく
バイク保険の契約期間については、契約中の保険会社のサイトから自身のマイページで確認することができます。また満期が近づいてくると保険会社からメールやハガキでお知らせが届くので、忘れずに更新、もしくは乗り換えを行いましょう。
保険料の払い忘れをしない
月払いで保険料の支払いを行っている場合、何らかの理由で保険料の支払いを滞納してしまい、その状態が数か月続くと強制的に解約されてしまいます。払い忘れを防ぐために、一括払いにしたり、支払い方法をクレジットカードに変更したりすることを検討しましょう。
一括払いは支払い忘れを防げるほか、保険料の総額が抑えられます。全体の保険料の合計で考えた場合、分割手数料がかからない分一括払いの方が安くなります。
納車日前に契約する
バイクを購入する際は、納車前に契約しておくことで納車当日に安心して運転できます。納車前の場合でもバイクを購入したショップに相談すれば、車検証のコピーを貰える場合もあります。また、車検証等がなくても以下の情報が分かれば申し込みは可能です。
必要な情報
●バイクの登録番号
●初度登録年月
●型式
●車台番号
●車両保有者
●車両使用者
納車前にバイク保険に契約しても、保険料が発生するのは保険始期日(補償が開始される日)からです。保険始期日を納車日にしておけば、保険料を余分に支払うことはないので安心です。
なお、納車日に受け取ってそこから自宅に運転して持って帰る場合、保険開始日の開始時間を納車時間に合わせておくとよいでしょう。保険会社に前もって連絡しておくことで、保険の開始時間を変更することができます。
-
-
バイク保険は納車前でも契約できる??
バイクを買って任意保険に加入したいけど納車前でも契約できるの??今回は納車前でもバイク保険を契約するために必要なものや注意点について解説していきます。 バイク保 ...続きを見る
納車前のバイクでも見積もりOK!
バイク保険の手続きは余裕を持って行うことが大切!
バイク保険の手続きは、補償内容の検討や保険料の比較を含めて、余裕を持って行うことが大切です。補償内容を十分に検討せず決めてしまうと、必要な補償が欠けていたり、要らない補償をつけていたりしてしまう恐れがあります。また保険会社によって、保険料は変わります。実はほかの保険会社だったら保険料を抑えることができたのに…というような後悔をしないためにも、十分な検討を行いましょう。
検討を行うためには、実際に見積もりを取って保険料の比較を行いましょう。見積もりを取る際は、便利なバイク保険の一括見積もりを利用するとよいでしょう。