バイクのツーリングにはバイク保険があった方が安心とはいえど、1日や2日だけのために通年で加入するバイク保険に入るのはちょっと違う気がしますよね。できるだけ短期で利用したいし、可能なら日割りで加入したいはず。というわけでバイク保険の短期利用や日割りについて調べてみました。
バイク保険は日割りには対応しない!!
バイク保険は日割りで加入することができません。
基本的にバイク保険は年契約で月払、もしくは年払で保険料の支払いをすることになります。
ただ解約自体はどのタイミングでも行うことができるため、1日だけ加入するということ自体は可能です。
年払のバイク保険に短期間加入した場合、解約する際に短期率と呼ばれる計算式に基づいて解約したタイミングでの未経過分保険料が返ってきます。
短期率は以下の通りです(※保険会社によって異なることがあります)。
経過期間 | 短期料率 |
---|---|
7日まで | 10% |
15日まで | 15% |
1か月まで | 25% |
2か月まで | 35% |
3か月まで | 45% |
4か月まで | 55% |
5か月まで | 65% |
6か月まで | 70% |
7か月まで | 75% |
8か月まで | 80% |
9か月まで | 85% |
10か月まで | 90% |
11か月まで | 95% |
12か月まで | 100% |
バイク保険を解約した際はこちらの短期率に基づいて7日以内の解約であれば支払った保険料の90%、15日以内であれば85%が解約払戻金もしくは解約返戻金として返ってきます。そのため7日以内にやめるのであればおおよそ36日分の保険料でバイク保険を利用することができるというわけです。
ちなみに月払であれば年間保険料としては年払の保険料よりも高いものの、一月分の保険料の支払いでバイク保険を利用可能です。短期間で比べた場合月払の方がお得にバイク保険を利用可能ですので支払方法で月払を選ぶようにしましょう。ただし月払のバイク保険は途中解約しても解約返戻金は返ってきません。また、保険期間が1日でも始まってしまえば一ヶ月の保険料をしっかり徴収されます。短期間だけの利用であれば期間には注意して利用しましょう。
バイク保険に加入してしっかり補償!
1日バイク保険はある?
バイク保険には自動車保険と違いワンデイ保険はありません。
その理由はバイクが自動車に比べ圧倒的に交通事故時のリスクが高いからです。
※興味がある方はこちらのページもどうぞ↓
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バイクの1日保険はない!短い期間で任意保険を使う方法は?
「久しぶりにバイクに乗ろうと思ったけどそういえば任意保険はいってないな、一日だけ使えるバイク保険ないかな~?」とワンデイ保険を探しているあなた!残念ながらバイク保険にはワンデイ保険がないんです。ワンデイ保険ではない保険の対策法をお伝えします。続きを見る
そのため、バイク保険はどんなに短く利用したとしても月払程度の保険料は発生します。これはドライバー保険(借りている車で使える。バイクも可。ただし、自分の車やバイクでは使えない。)でも同様で最短でも一ヶ月からのご利用となります。
補足ですが、1日保険とドライバー保険が混在している場面を見かけることがあります。しかし、1日保険とドライバー保険は全くの別物です。また、1日自動車保険ではバイクは補償されませんので注意しましょう。
1日自動車保険 | ドライバー保険 | |
---|---|---|
補償期間 | 1日単位 | 原則として1年 |
等級制度 | なし | あり |
車両補償 | 契約タイプによって付帯可能 | 付帯できない |
対象車両 | 他人や親族(配偶者は除く)が所有する車 (普通・小型・軽四輪) ※一部対象外の車種あり |
他人や別居の親族が所有する自家用車 (普通・小型・軽四輪・小型貨物・軽四輪貨物・普通貨物・特殊用途・二輪・原付) |
バイク保険を短期間で利用したいなら
もし、どうしてもバイク保険を短期間で利用したいのであれば手段は2つです。
まず、自前のバイクを使うのであれば月払でバイク保険に加入し、一ヶ月以内に解約するという形がいいでしょう。
バイク保険は月払、もしくは年払で加入します。そのうち短期間で利用するなら月払の方が安くバイク保険を利用することができるからです。月払では保険料に加えて分割払いの手数料を5%ほど徴収されます。そのため通年で利用した場合年払に比べて保険料が高くなってしまうというわけです。ですが月払であるため、途中解約した場合は残りの月の保険料を支払う必要がなく、結局安く利用できるというわけです。また、保険も一ヶ月の間利用できるため、1日だけバイクを利用することにこだわらず、期間中好きなだけバイクの保険を適用しながら走行することが可能です。時には立て続けにツーリングの予定がたつ可能性もありますので、価格面から見ても実用面からも短期間であれば月払でバイク保険を利用しましょう。
自前のバイクでなくていいなら、レンタルバイクを利用しバイク保険のオプションを利用するのもありです。
こちらの場合は実質ワンデイバイク保険のように保険の恩恵を受けながらバイクに乗ることができます。自前のバイクでなくても構わないのであれば比較的安く利用できるのでおすすめです。
注意点としてはバイクのレンタル料金がそれなりにかかってしまうので、バイク保険の月払の場合よりもかえってコストがかかる可能性もあります。好きなバイクを選べるという利点もあるものの、自前のバイクを使う際のバイク保険料を調べてから利用してください。
安い保険会社が見つかるかも!
毎年自前のバイクに乗るなら、バイク保険に加入がおすすめ
仮にワンシーズンに数日、毎年バイクに乗るという場合はバイク保険に年払いで入ることも検討しましょう。通年で継続的にバイク保険を利用することで等級が上がっていき、保険料も安くなっていきますのでかなりおすすめです。
ちなみにバイク保険の契約内容を変更することで旧契約内容と新契約内容の差額分、過払い部分に対して短期率に照らし合わせて返還保険料が返ってきます(契約内容変更による未払いも同様に短期率に照らし合わせて決まります)。ですからバイクを利用しないシーズン外は人身傷害保険を外すなど保険料を安くするとよいでしょう。
また保険料をお得にしたいのであれば、バイク保険の保険料を最適化するのも重要です。最適化は様々な保険会社の保険料を比較して行います。そんな時一社ずつ保険料を見積もるのは大変手間です。弊社の一括見積もりサービスであれば複数のバイク保険の保険料を一括で見積もることができますので比較や保険の目星をつけるのに便利です。下部のバナーからご利用可能ですので使ってみてください。