バイクの盗難保険はいらない?必要な人の特徴は?

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バイクは盗難リスクが高い乗り物ですが、盗難対策をしっかりおこなっていれば盗難保険はいらないと考える方もいるかもしれません。ここでは、バイクの盗難保険が必要な人の特徴や、逆に加入しなくてもいい人の特徴を紹介します。

バイクの盗難保険とは?

車に乗せて持ち運ぶこともできるバイクは盗難リスクが高く、駐車場に停めておいたはずの愛車が盗まれてしまったという事も起こりえます。盗難保険や盗難補償ではバイク本体が盗まれた時に保険金を受け取れるため、新しいバイクを購入する際の費用をカバーできます。

任意保険との違いは?

バイクの任意保険には基本的に盗難補償はありません。バイクの盗難に備えたい場合は、任意保険とは別に盗難補償を付けたり盗難保険に加入したりする必要があります。
保険会社によって盗難保険でカバーされる範囲は異なります。盗難保険の中にはマフラー等のパーツが盗まれた時やカギ穴が壊された時も補償対象になるものもあるので、自分のバイクに必要な補償が含まれた保険に入るようにしましょう。
盗難保険の保険料は加入するバイクや補償内容によっても異なりますが、およそ年間5千円~3万円程度の保険料で加入できるようです。保険金額を高くするなど補償を手厚くするほど保険料も高額になりやすいです。

バイク盗難の現状

バイク保険の盗難件数は自動車より多く、2024年の認知件数は11,641件と1日あたり31件ものバイクが盗難されていることになります。2021年まではバイクの盗難件数は減少傾向でしたが、2022年以降は増加に転じています。防犯対策が充実してきたことにより、一昔前に比べて件数は減ったものの依然としてバイク盗難は発生しています。被害に遭わないように防犯対策をしっかり行っていきましょう。

出典:警察庁「犯罪統計資料」

盗まれたバイクは戻らない?

バイク盗難は検挙率が低いことも特徴です。警察庁の「犯罪統計資料(令和6年)」によると、2024年の検挙率は18.3%となっており、バイクを盗んだ犯人が見つかったのは2割以下と低い数値となっています。盗まれたバイクは売却されることも多いため、犯人が捕まってもバイクは戻ってこない可能性が高いでしょう。
バイクの盗難はいつ起こるか分かりません。盗難保険に入っていれば新しいバイクの購入費用などをカバーできるので検討してみましょう。

盗難保険が必要な人の特徴は?

万が一の時に心強い盗難保険ですが、すべての人に必要な訳ではありません。そこで、盗難保険の必要性が高い人の特徴を紹介します。

新車を購入した人

走行距離が少ないと高値で売れやすいため新車のバイクは狙われやすいです。また、傷や汚れなどが少ないものも盗難に注意しましょう。
インズウェブの利用者では初度登録年が直近の人になるほどバイク盗難や破損への備えに興味がある傾向があり、バイク購入から1年以内では約8割の方が盗難保険を検討しています。

対象:2024年4月1日~2025年3月31日にSBIの保険比較インズウェブのバイク保険一括見積もりサービスを利用された方

人気車種に乗っている人

国内メーカーの人気モデルやハーレーやBMW等の高級バイクは市場価値が高く、転売されやすいといえます。特に中型や大型二輪などの希少性が高いバイクは高額で取引されることもあり注意が必要ですが、125cc以下の原付も持ち運びができるため狙われやすいバイクとなっています。

屋外に保管している人

バイクの駐車環境によっても盗まれやすさが異なり、屋内より屋外の方が盗難のターゲットになりやすいです。トランクルームや屋内の駐輪場を借りることで対策になりますが、近くにない場合や駐車場のセキュリティに不安がある場合は盗難保険で備えてみましょう。
なお、保管場所がしっかりしているからといってキーを差したままにするのはもってのほかです。鍵の掛け忘れや差しっぱなしによる盗難は重大な過失と判断され、盗難保険に加入していても補償されません。

ローンが残っている人

もしバイクが盗難されてもローンの支払いがなくなる訳ではありません。新たにバイクが必要な場合は購入する必要がありますが、盗まれたバイクのローンを支払いながら新しいバイクの購入費用を捻出するのは家計の負担となってしまいます。盗難保険に加入することで、保険金をローンの返済や購入費用に充てることができます。

日常的にバイクに乗る人

通勤や通学など日常的にバイクに乗っている場合も必要性が高いといえます。バイクがないと交通手段に困る人はなるべく早く新しいバイクを購入したいですよね。受け取った保険金でバイクを買い直せれば金銭的な負担を減らせます。

盗難保険の必要性が低い人の特徴は?

保険料がかかるため盗難保険はいらないという考えもあります。バイクが盗まれてもすぐに買い替えできる人や以下に当てはまる人は加入のメリットを感じられないかもしれません。

年式が古いバイクに乗っている人

長年乗って年式が古くなったバイクは市場価値も下がるため、盗難リスクも低くなります。もしバイクが盗まれてもダメージが少なく、新たに買い替えできるのであれば盗難保険の必要性は低いでしょう。

セキュリティ対策が充実している人

自宅に車庫がある、ガレージやトランクルームを借りている等、セキュリティがしっかりしている場所で愛車を保管している場合は盗難の心配はかなり少なくなるでしょう。ただ、勤め先や学校、外出先などで被害に遭う可能性もあるので過信は禁物です。キーの付けっぱなしをしないのは大前提ですが、複数のロックを使用する、防犯アラームやGPSを取り付けるなどセキュリティ対策をしておきましょう。

原付バイクに乗っている人

125cc以下の原付バイクであれば家財保険で補償される場合があります。盗まれた場所が自宅の軒下やマンションの駐輪場など「自宅の敷地内」であれば盗難補償の補償対象となります。なお、駅の駐輪場など自宅以外の場所で盗まれた場合は対象外となるので、自宅外での盗難にも備えたいのであれば盗難保険への加入が必要です。
なお、家財保険に加入していても盗難補償を外していると補償されません。原付バイクに乗っている方は自宅の火災保険の補償内容を確認してみるとよいでしょう。

費用を抑えたい人

盗難保険の保険料を支払うと家計の負担になるという方もいるかもしれません。盗難された時の保険金を高く設定したり、手厚い補償を付けたりすると保険料も高くなってしまいます。盗難保険に入る代わりに、バイクのカスタム費用やツーリング費用にお金を使いたいというのであれば、加入する必要性は低いかもしれません。ただ、万が一盗難された際にはバイクを買い直す費用が必要になることは覚えておきましょう。

バイクの盗難保険はどこで入る?

バイクを購入したメーカーやバイクショップで盗難保険を案内されることが多いですが、任意保険に加入している方は今の保険に盗難補償をプラスできる場合もあります(保険会社によっては盗難補償を扱っていないことがあります)。また、任意保険とは別に盗難保険単体で加入することもできます。新車購入時だけでなく、加入したいと思ったタイミングで申し込むことができますので気になった方は検討してみましょう。

盗難保険の補償内容は保険会社によって異なります。加入の前には内容や保険料を比べておきたいですね。手厚い補償にしたいけれどその分の保険料を払うのが厳しいという場合は、任意保険の見直しをして節約するのはいかがでしょうか。複数の保険会社を比べれば、今加入している保険よりも安い保険会社が見つかるかもしれません。インズウェブのバイク保険一括見積もりサービスは盗難保険を検討したい方にもおすすめですので、ぜひ利用してみてください。

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まとめ

バイクの盗難件数は年々増加傾向にあり、盗まれてしまったバイクが戻ってくる可能性は低いのが現状です。盗難対策をしていても愛車が盗まれてしまうことがあるため、万が一の盗難に備えたいのであれば盗難保険への加入を検討してみましょう。
特に人気車種や高級バイクに乗っている人やローンが残っている人は必要性が高いです。愛車への思い入れや失った悲しみはお金には代えられませんが、バイクを買い直す際の費用を軽くすることができます。盗難保険を検討する際には、任意保険も合わせて見直して保険料を節約してみましょう。

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